中学の勉強でつまずきやすい理由&つまずきやすい教科の例

中学の勉強でつまずきやすい理由&つまずきやすい教科の例

「中学生は勉強でつまずきやすい時期って本当?」「中学生の子どもの成績が心配…」
こんな疑問や不安を抱える方は、多いと思います。勉強しなさいだなんて言いたくないけど、つい心配してしまいますよね。
実際、中学の勉強で挫折する子どもは多く、つまずきやすいと言われています。その理由と、つまずきやすい教科の例を、お伝えしていきます。

中学の勉強でつまずきやすい理由

まずは、中学の勉強でつまずきやすい理由から確認していきましょう。

環境がガラッと変わるから


中学校は、小学校と比べると大きく環境が変わります。そのため、ストレスを強く感じてしまい、勉強に影響が出てしまうこともあります。
例えば、多くの中学では制服着用が義務なうえ、髪型・爪の長さ・スカートの長さなど、身だしなみに制限がかかります。今まで自由だった小学校から一転、ルールに縛られてうんざりしてしまう子どもも。
また、先生や上級生に対して正しく敬語を使ったり、部活の内容が厳しくなったりなど、小学生の頃はあまり気にせずに済んだ部分も、注意する必要があります。大人にとっては当たり前かもしれませんが、多感な時期である中学生にとっては、ストレスに感じてしまうこともあるでしょう。

勉強の内容が本格的になるから


難関小学校でもない限り、小学校で学ぶ内容は、あくまで基礎的なもの。そのため、自主的に勉強をしたり、自分の頭で深く考えたりをしなくても、解ける問題がほとんどでした。
しかし、中学校の勉強ともなると、内容が本格的になってくるので、自ら学ぶ必要があります。分からないことをそのまま放置したり、勉強の習慣が身に付けていたりしなければ、いつか授業の内容に追いつけなくなってしまうでしょう。

中学の勉強でつまずきやすい教科の例

では、中学の勉強でつまずきやすい教科として、英語・数学を例にご紹介します。

【英語】日本語と違う!文法というルール

小学校で習う英語は、歌やゲームなどを使った「楽しさ」のある授業が多いです。厳密なルールはなく、楽しく発音して楽しく聞ければ大丈夫、というように、英語に慣れるのが目的。
しかし、中学英語では「文法」という概念が出てきます。第一文型は「SV」、第二文型は「SVC」、…というように、明確なルールが存在します。この文法を学ぶとき、「楽しさ」を感じることはあまりないでしょう。あくまで、英語を使うときのルールでしかないからです。また、日本語と比べると、主語や述語の順番がまったく違うので、混乱しやすいという面も。そのため、中学英語でつまずきやすいのです。

【数学】数字だけじゃない?xやyの登場

小学校から中学校に上がると、「算数」が「数学」に変わりますよね。この際、さまざまな新しい概念が登場します。
中でも、多くの子どもを混乱させてしまうのは、xやyのような変数。数字以外の文字が現れるうえ、計算が終わるまで具体的な正体も分かりません。慣れれば自然とできるようになるのですが、それまでに挫折してしまう子どもが多くいます。

まとめ

中学の勉強でつまずきやすい理由と、つまずきやすい教科の例についてお伝えしました。中学校は環境が大きく変わり、勉強の内容が本格的になることから、挫折してしまう子も多いです。勉強につまずき苦手意識を持つ前に、対策することが重要になるでしょう。

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教室で大人と会話をしているティーンエージャー

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