教室で授業を受ける小学生

子どものうちに身に着けさせておくべき能力は何でしょうか?

今は小学校に通っている子どもも、いずれ中学、高校、大学と進みます。そして、ほとんどの子どもは、大学を卒業した後に社会人として働き始めることになるでしょう。

子どもの頃は、多少他の子どもより能力が劣っていたとしても問題はありません。しかし、社会に出ると、能力がそのまま収入に繋がります。

仮に収入にこだわらないにしても、社会人にとって必須となる最低限の能力がなければ、円滑に仕事を進めることができず、周囲の人にも迷惑をかけることになります。社会に出た後、少なくとも人並みに働くことができるように、子どもの頃から必要な能力を育てておくと良いでしょう。

社会人にとって重要な能力はいくつもありますが、特に、次の3つの能力については身に着けておくことをおすすめします。

仕事の質を上げるコミュニケーション能力

社会に出ると「報連相」が求められるという話を聞いたことはありませんか?「報」は報告、「連」は連絡、「相」は相談のことです。報連相がしっかりとできなければ仕事が円滑に進行しません。そして、報連相をしっかりと行うために、コミュニケーション能力が重要になります。

コミュニケーション能力は、ただ話ができるというだけの能力ではありません。相手の意図を汲み取ることや、自分の考えを明確に言葉にすることなど、“適切な”コミュニケーションができて、初めてコミュニケーション能力が高いと言えます。

コミュニケーション能力を身に着けるためには、日頃から相手の話をよく聞いて、どのような回答を求めているかを意識するようにしましょう。

問題解決に役立つ論理的思考力

物事を筋道立てて考えることは、ビジネスにおいてあらゆる面で有効です。仕事において問題が起こった際に原因を特定することができ、解決策を見つけやすくなります。現状の改善点についても把握しやすくなります。

先ほど挙げたコミュニケーション能力にも大きく関わっています。自分の中で順序立てて物事を考えられるようになることで、相手にも論理的に伝えることができ、理解してもらいやすくなります。円滑にコミュニケーションがとれるでしょう。

論理的思考力を養うためにもっとも良い方法は、プログラミングを学ぶことと言われています。プログラミングは小さなことを積み重ね、完成させるもので、一部でもミスがあっては正しい結果を出すことができません。これにより、論理的思考力に分類される、問題の原因や解決方法について考える能力が育ちます。

両親がプログラミングスキルに長けているなどの事情がなければ、プログラミングは家庭での学習が難しいです。こちらのような小学生から通えるプログラミング教室を利用しましょう。

効率を上げるコンピュータースキル

今やどのような業種、業界でも当たり前のようにコンピューターを使うようになっています。特に、パソコンは触る機会が多いです。人の力では難しい仕事や、よりスピードを求める仕事を行う時に、コンピューターは利用されます。

逆に言えば、コンピューターが使えなければ仕事を効率的に行うことができないということです。本来、コンピューターが行うべき仕事を人の力でやっていては膨大な労力や時間がかかります。

例えば、仕事で活用する場面が多いofficeのWordやExcel、PowerPointなどは最低限使えるようにしておくようにしましょう。この他、ショートカットキーやチャットツールなどについても勉強しておくと良いです。

ビジネスにおいて必要な能力は、成長に伴い自然と身に着くものや、学校で指導されるものもあります。しかし、自宅で意識しなければ得られないものもあるため、早いうちから子どもに必要な能力を習得させることを考えておくことをおすすめします。

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