基本情報技術者はIT業界では必須とも言われる国家資格であり、取得していれば様々なメリットがあります。取得するには試験に合格しなければならず、合格率は30％を下回る程度で難易度は高いですが、記述式ではなく午前中は四択、午後も選択肢から回答を選ぶ方式なので落ち着いて考えれば推測も可能です。
IT業界で働いていくための実力があれば、それほど難しいものではないでしょう。試験の内容はITに関する知識だけでなくアルゴリズムやソフトウェア設計、プログラミングなどの能力も必要になるのが特徴です。知識があるだけでは不十分であり、逆にプログラミングの能力があっても法務やマネジメントなどの勉強をしていなければ落ちるので全般的な対策が求められます。
簡単に取得できないので企業の採用試験では重視され、就職に活用できるので学生の間に取得すると良いでしょう。もちろん持っていなくてもIT業界へ就職はできますが、どの程度の能力があるのか内外に明確に証明できる指標になるため、企業でも取得を推奨しています。受験料を負担したり合格祝い金を出す、手当で毎月の給料が上がるなどの対応をする企業も多いので、この業界で働くなら必ず取得した方が良いものです。
